学資保険 vs 新NISA、教育費はどっちで貯める?シミュレーションで徹底比較【2025年版】

お金・保険

「学資保険に入ったけど、新NISAの方が得って聞いた…乗り換えるべき?」30代パパに多い悩みです。結論:どちらが優れているかは家庭の状況次第で、組み合わせ使いが最強です。具体的なシミュレーション数字をもとに、正解を解説します。

この記事でわかること

学資保険とNISAの基本的な違い・収益性・安全性・柔軟性の比較・年齢別のおすすめ組み合わせ・シミュレーション数値

まず整理:2つの制度の基本的な違い

学資保険 新NISA(積立投資枠)
目的 教育費の積み立て 長期資産形成(教育費にも使える)
運用先 保険会社が運用(確定利回り) 自分で選ぶ(投資信託等)
元本保証 あり(契約による) なし(元本割れリスクあり)
死亡保障 あり(契約者死亡で保険料免除) なし
途中解約 損をする(返戻率が下がる) いつでも売却可
税制優遇 満期金に贈与税・所得税が一部かかる場合あり 運用益・売却益が非課税
月払い目安 1〜3万円 100円〜(上限月10万円)

3つの軸で徹底比較

① 収益性:NISAが圧倒的に有利

現在の学資保険の返戻率は概ね100〜104%程度(元本+数%のリターン)。18年積み立てで年利換算0.2〜0.4%程度です。

一方、新NISAで全世界株式インデックスを積み立てた場合、過去の長期データでは年平均5〜7%程度の成長が期待されています。

月1万円・18年積み立てシミュレーション
学資保険(返戻率103%):元本216万円→受取221.5万円(+5.5万円)
NISA・年利5%想定:元本216万円→受取約341万円(+125万円)
NISA・年利3%想定:元本216万円→受取約282万円(+66万円)

② 安全性:学資保険が有利

学資保険は元本保証があり、途中で相場が暴落しても受取額は変わりません。子どもの大学入学時期が決まっている以上、「その時に確実にお金がある」ことは大きな安心感です。

NISAは相場次第では元本を割ることがあります。2022年のように世界株式が30%下落した年に大学費用が必要になると、計画が崩れるリスクがあります。

NISAの注意点

子どもが17〜18歳になる前年〜当年に株式市場が急落すると、資産が大幅に減少する可能性があります。近づいたら債券・現金にシフトする「出口戦略」が必須です。

③ 柔軟性:NISAが有利

学資保険は途中解約すると返戻率が元本を下回ることが多く、事実上「縛られる」商品です。

NISAはいつでも売却可能。教育費に使わなかった場合は老後資金に回せますし、緊急資金が必要な場面でも対応できます。

子どもの年齢別:どちらが向いているか

子どもの現在の年齢 おすすめ 理由
0〜3歳 NISA中心+学資保険少額 18年の長期運用でNISAの複利効果が最大化。保障はミニマムで
4〜7歳 NISA+学資保険を半々 リターンと安全性のバランス。NISAの比率を高めに
8〜11歳 学資保険中心+NISA補完 運用期間が7〜10年になるとリスクが増大。確実性を優先
12歳以上 学資保険のみ or 定期預金 残り6年以下では投資リスクが取りにくい

最強は「組み合わせ」:具体的な配分例

共働き世帯・子ども0歳・月3万円積み立てる場合

学資保険(1万円)+NISA積立投資枠(2万円)の組み合わせ。

  • 学資保険で大学費用の最低ライン(100〜120万円)を確保
  • NISAで上乗せ分(残りの教育費+留学費など)を狙う
  • NISAは子が14〜15歳時点で株式→債券・現金へ徐々にシフト
契約者死亡保障を忘れずに

学資保険の最大のメリットは「パパ(契約者)が死亡しても保険料払い込みが免除され満期金を受け取れる」点。この死亡保障目的なら学資保険に加入する価値があります。NISAにはこの機能がありません。

どちらか一方しか選べないなら?

家計に余裕がなく1択しか選べない場合は——

  • 子どもが0〜5歳→ NISA:長期間でリスクを取れる・柔軟性が高い
  • 子どもが6歳以上→ 学資保険:確実性・保障を優先
  • パパが病気がち・高リスク職→ 学資保険:死亡保障が必要なら

まとめ

学資保険とNISAは「安全・確実 vs 高リターン・柔軟」という性格の違う道具です。どちらが正解かではなく、子どもの年齢・家庭のリスク許容度・月の積立額に応じて組み合わせるのが最適解。まずはファイナンシャルプランナーに相談して、わが家に合った設計を作ってもらうのが一番の近道です。

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