南海トラフ地震や首都直下地震への懸念、毎年の豪雨災害── 家族を守るための防災対策は「いつかやろう」では間に合いません。特に小さな子どもや高齢の親がいる家庭は備えが重要です。在宅避難を前提とした、今日から始める家族の防災を解説します。
2026年の防災トレンド:「在宅避難」が基本に
避難所は数が限られ、感染症やプライバシーの問題もあります。そのため近年は自宅が安全なら自宅で避難生活を送る「在宅避難」が推奨されています。そのためには家庭での備蓄と安全対策が欠かせません。
家族で備える防災チェックリスト
1. 水・食料の備蓄(最低3日・できれば7日分)
📌 1人あたりの目安
- 水:1日3リットル × 人数 × 7日分
- 食料:レトルト・缶詰・カップ麺・乾物など
- ローリングストック:普段使いしながら買い足す方式が便利
2. 子ども・高齢者向けの備え
- 乳幼児:液体ミルク・離乳食・おむつ・お尻ふき
- 高齢者:常備薬・お薬手帳のコピー・大人用おむつ
- アレルギー対応食(必要な場合)
3. 停電・断水への備え
- モバイルバッテリー・乾電池・手回し充電ラジオ
- カセットコンロ・ガスボンベ
- 簡易トイレ(断水時に必須・1人1日5回×日数)
- 懐中電灯・ランタン
4. 家具の転倒防止
地震による負傷の多くは家具の転倒が原因。突っ張り棒・転倒防止金具で固定し、寝室には背の高い家具を置かないようにしましょう。
家族の安否確認方法を決めておく
⚠️ 災害時は電話がつながりにくい
- 災害用伝言ダイヤル(171)の使い方を家族で共有
- LINEなどSNSでの安否確認を決めておく
- 集合場所を複数決めておく(自宅・学校・避難所)
- 子どもの学校・保育園の引き渡しルールを確認
ハザードマップで自宅のリスクを知る
自宅が洪水・土砂災害・津波・地震の揺れやすさでどのリスクがあるかを、自治体のハザードマップで確認しましょう。リスクによって「在宅避難」か「早期避難」かの判断が変わります。
防災グッズは「分散」して備える
- 0次の備え:常に持ち歩く(モバイルバッテリー・笛・常備薬)
- 1次の備え:すぐ持ち出す非常用持ち出し袋
- 2次の備え:在宅避難用の備蓄(水・食料・トイレ)
家庭別・防災準備チェックリスト
小さい子どもがいる家庭
- おむつ・粉ミルク(1週間分以上)
- 常備薬・アレルギー対応食
- 懐中電灯・ラジオ・モバイルバッテリー
- 子どもの写真(行方不明時の連絡用)
高齢者がいる家庭
- 処方薬(2週間分以上)
- 健康保険証・介護保険証のコピー
- 会話が困難な場合は筆談用具
- 杖・義足など補助具の予備
すべての家庭に共通
- 懐中電灯・充電式バッテリー
- 飲料水と食料(3日分)
- トイレットペーパー・生理用品
- スマホ・PCのバックアップ
⚠️ 「在宅避難」の準備は3日分では足りない
自宅が安全なら避難所より自宅が快適。でも『3日分』の食料は不十分。ライフラインが復旧するまで1週間以上かかることも。常に1週間分の食料・飲料・日用品をストックし、古いものから消費する『ローリングストック』が現実的です。
在宅避難のための備蓄リスト(家族分)
2026年の防災は「在宅避難」が基本。最低3日、できれば7日分を家族の人数分そろえましょう。
| カテゴリ | 目安(1人あたり) |
|---|---|
| 水 | 1日3L × 3〜7日分 |
| food(主食・レトルト・缶詰) | 3〜7日分。子どもの好物も |
| 簡易トイレ | 1日5回 × 日数分 |
| 電源・明かり | モバイルバッテリー・乾電池・LEDライト |
| 衛生・救急 | ウェットティッシュ・常備薬・救急セット |
✅ 「ローリングストック」で無理なく備える
防災用に特別な物をそろえるより、普段の食料・日用品を少し多めに買い、使ったら補充するローリングストックが続けやすく無駄がありません。子どもの年齢に合わせて、ミルク・おむつ・アレルギー対応食なども忘れずに。
📌 子ども・高齢者がいる家庭の追加ポイント
乳幼児にはミルク・おむつ・母子手帳の写し、高齢者には常備薬・お薬手帳・介護用品を。家族の集合場所と連絡方法を平時に決めておくことが、いざというときの安心につながります。
まとめ
- 2026年の防災は「在宅避難」が基本
- 水・食料は最低3日、できれば7日分
- 子ども・高齢者向けの個別の備えを忘れずに
- 簡易トイレは断水時の必需品
- 家族で安否確認方法・集合場所を決めておく
この記事について
📌 著者情報
【執筆者】やまもと(30代サラリーマン・子育て世代)。給与・税務・社会保険・教育資金・住宅ローン・老後資金など、家族のお金の知識を実体験から発信しています。
情報の根拠:税務情報は国税庁・厚労省の公開情報に基づいています。制度は頻繁に変更されるため、最新情報を確認してからご利用ください。
免責事項:当ブログの内容は一般的な情報提供です。個人の税務判断・投資判断・法律相談は、税理士・ファイナンシャルプランナー・弁護士など専門家にご相談ください。


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